60154ad3177e653c31c8775c56e10618_s

 

こんにちは。市田駅前どうぶつ病院です♪(^^)

 

さて、今日は最近の症例を簡単にご紹介いたします。


 

CASE.1 膿胸

 

猫、14歳11ヶ月齢、去勢♂、主に室内飼育。

FIP陰性。FIV/FeLV陰性。混合ワクチン接種歴あり。

食欲減退、元気消失を主訴に来院されました。

 

来院時は、目も虚ろで、一般状態は悪く、

何より呼吸が苦しそうな様子で鳴き声もうまく出ない様子。

聴診や打診をしても

心音や肺音がなんだか音が濁っていてクリアに聴き取れません。(^_^;)

 

そーっと検査室に運び、レントゲン検査をしてみると…

47_824_20170328143641.0

47_825_20170328143827.0

通常なら肋骨に包まれるように位置する肺は、
レントゲン上では黒く見えるはずですが・・・
真っ白!!⚡

 

胸腔内に水が溜まっていて、呼吸をしてもほとんど肺が膨らんでいません 😯 💦

これでは、かなり辛かったと思います。

 

緊急的に胸腔に針を刺して液体を抜きました。

そして抜けてきた液体の一部がこれです。

 

47_830_20170328152806.0

白い粒々(細胞片)をたくさん含んだ化膿性滲出液。
膿の強烈なニオイがしました(;^ω^)

 

詳しく成分を調べてみると、細菌と白血球だらけ!

膿胸」と診断。細菌培養、感受性試験等も追加で行います。

そしてそのまま猫ちゃんは入院となりました。

 

入院中に胸腔ドレーンを設置し、何度も何度も胸腔内を洗浄。

検査結果がでるまでは抗生物質の多剤併用をしていきました。

 

胸腔内の液体貯留がなくなり、

顕微鏡下で細菌が認められなくなったところで

設置してあった胸腔ドレーン抜き、無事退院 🙂 ✨

 

47_867_20170414143138.0

47_868_20170414143255.0

肺が黒く見えるようになりました★
新たな液体貯留もなさそうですね😊

 

退院後の現在、このネコちゃんは定期的な通院治療中ですが、

肺もかなり膨らむことができており、何より、調子がかなりいいみたい。

来院時も元気に鳴いてくれていました♪

 

処置が少しでもおくれると死に直結することも十分ありますので、

「ペットの様子がいつもより何か変だな・・・」という違和感があったら

すぐに当院、もしくは、かかりつけの動物病院さんにご相談ください!

飼い主様のその直感を大事にして下さいね💡

4df38483ed7655ef054c2c452a48e220_s

 

こんにちは。

この飯田・下伊那地域では品種によっては

満開の桜もあるので、早速お花見したいところなのですが、

最近は雨が続いているためなかなかその願いが叶いません🌸 😐 💦

でも、今週末は雨も降らずソメイヨシノは一気に満開になりそうですね★🎵

 

さて、そんな今週末は神奈川県に行ってきます!!

というのも、

私が東京で勤務医をしていた時に、公私に渡りお世話になった獣医師の先生が

満を持して、この度、御開院されるため、

その内覧会が4月15日(16日(に開催されるとのことなのです!💡

 

ed9179bb9cf07340f9970da2a55b3251_s

長野県の「おやき」や「蕎麦」は毎回喜んでもらえますが、
今回は手土産は何を持っていこうかな~🎵(・∀・)

 

そうと聞いたら、お花見どころじゃありませんね!♪(笑)

これはもう行くっきゃないッ!!(*´ω`*)

 

その先生は

勤務医の時からも患者様から人気や信頼のある先生で、一目置かれていました。

毎晩のようにお酒を飲みに連れて行ってもらいましたが、面白い先生ですよ!

 

あおばペットクリニック」どんな動物病院かな~??🐕🐈

今週末が楽しみです♪👍

bf0604ad57c34f4be045c514d1772e3d_s

 

こんにちは。市田駅前どうぶつ病院です。

 

今日は入院中の面会についてお話します💡 🙂

 

当院は、去勢や避妊手術を行ったペットに関しましては、

基本的に、当日退院もしくは一泊二日での退院となりますが、

「重症」「重傷」あるいは「長時間の手術をした」などのペットは、

すぐに退院という訳にはなかなかいかないものです(^^;

 

ですが、入院よりも自宅療養の方が

落ち着いていられるペットも中にはいます!🐈🐕

この場合、動物の性格や病状や経過を見極めるのはもちろんのことですが、

退院しても飼い主様の留守などの理由により

自宅でのペットの管理が困難なケースも少なくありません。(;^_^A

 

要は何が言いたいかというと、

ペットの退院時期を決定するには

いろいろな要素が関わってくるということです 💡

 

さて、そんな入院中のペットと飼い主様の面会ですが、

診療時間内に来ていただけたら

時間の許す限り経過のご説明をさせて頂きますし、

もちろん実際に合うことだってできます

 

2c26236df2f2b6ec3581e687a43f2b50_sイメージです 😯 

 

ただし動かすことや興奮することが体調にとって良くないと判断した場合、

携帯電話等をお預かりして、スタッフが入院室でのペットの様子を

写真や動画で撮影させて頂きます🙂

 

また、面会後、入院室に戻った動物は

寂しくて落ち着かないようになることもありますので、

面会するかどうかは私どもの判断に任せて頂く場合もあります。

あしからず。

 

入院中の面会が難しい飼い主様には、できるだけ毎日、

お電話を頂くようお願いしております。

これは、獣医師と飼い主様との意思疎通によりトラブル防止にも繋がりますし、

何よりご相談したいことやお伝えしたいことが山ほどありますからね(*^-^*)💦

 

重病で長期の入院にならないよう、

日頃から健康チェックを怠らないようにして下さいねッ!✨

病気は早期発見が大事です。

 

以上、入院中の面会のお話でした(・∀・)