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症例「鉤虫症」

 

こんにちは。市田駅前どうぶつ病院です。

 

5月に入り、日差しが強くなってきましたね!

ぽかぽか陽気は動物にも気持ちがいいようで、

日向ぼっこしている野良猫ちゃんも最近はよく見かけます。

 

さて、今回は、最近の症例をすごく簡単にご紹介いたします(・∀・)

 


CASE.1

鉤虫症

 

犬。2ヶ月齢。未去勢♂。

鮮血の混ざった下痢嘔吐を主訴に来院されました。

また、それらから虫体(1~2㎝程)も出てきたとのことでした。

 

脱水があり体温も低く、可視粘膜は蒼白で、

一般状態は悪く、かなり衰弱している様子。

 

便検査をしてみると・・・

 

鉤虫2

 

それを拡大してみると・・・

 

鉤虫

白い矢印:鉤虫卵

こんな虫卵が多数検出されました。

血便や嘔吐等を引き起こす寄生虫で

子犬に感染した場合、

輸血等が必要になることや重症化して命に関わることもあります。

 

子犬・子猫は飼い始めたら、まず一度は便検査をしてみると

いいかもしれませんよ★

 

「ウチのペットの便の調子が最近よくない・・・」

とお困りの飼い主様は、

当院までご相談ください(*^-^*)