こんにちは。市田駅前どうぶつ病院です。( ˘ω˘ )
先日、犬からヒトへのSTFS(重症熱性血小板減少症候群)の
感染事例が初めて認められたのは記憶に新しいかと思います。
以前に、当ブログでマダニが媒介する猫のSTFSについて取り上げていますが、
今回はマダニが媒介する病気のひとつでもある「犬のバベシア症」の
簡単な紹介です。
バベシアは、血液中の赤血球内に寄生する小さな原虫の名前です。
これがマダニによって媒介されることで、
主にワンちゃんが感染し、発症することで
食欲低下、元気消失、発熱、貧血などを引き起こし、
最悪の場合、死にも至るような病気となってしまいます。 😥
完全治癒が困難な病気なので、再発する症例も多くあるため、
感染を防ぐためには、
マダニの駆除薬を定期的に用いることが現実的な予防法です。
9月10月はマダニの活動がピークを迎えるので、
「マダニの秋」には注意が必要ですね!(^^♪✨✨
今日は「バベシア症」の紹介でした★